PUDU T300
自動搬送ロボット(AMR)
PUDU T300の特長
広大なスペースでの迅速な展開
オリジナルVSLAM+技術を利用し、従来のAGV(自動誘導車)とは異なり、経路マーカーに依存することなく、自由に移動が可能です。これにより、工場内のレイアウトの変更に迅速に適応することができ、時間のかかる再設定や施設の改造を必要とせずに済みます。
・最大30メートルの高天井環境でも運用可能
・最大200,000㎡の広大なシーンマッピング
高い安全性を実現
安全性の高い基準を設けており、産業車両に関する厳格なISO 3691-4ガイドラインを満たしています。その安全機能の中心には、最先端のLiDARセンサーがあり、ロボットの周囲を360度スキャンして物体を検出し精密にナビゲートします。デプスカメラは空間認識を拡張し、距離を正確に測定、衝突を効果的に回避することを可能にします。工場環境の絶えず変化する風景の中でも信頼性の高い運用を保証します。
様々な環境に適応する能力
最小幅60cmの経路クリアランスを誇るT300は、狭い空間や人々が行き交う場所でもロボットの敏捷な操縦性を確保できます。20mmの坂や35mmの溝を容易に克服しまし、生産ライン間の正確な物資輸送を促進し、エレベーター制御要件に対応する設計にもなっています。また、自動車レベルのサスペンションにより、安定性を大幅に向上させ、安全に荷物を運ぶことができます。
PUDU T300の機能(一部)
オート配送モード
PUDU T300は自律ナビゲーションが可能で、指定された目的地に商品を配送することができます。さらに、生産ラインの変更に合わせて地図を迅速に調整することができます。
フォローモード
PUDU T300は視覚認識技術を利用して、複数のロボット間での追従を容易にするシステムを採用しており、主に大量の材料準備や関連する商品の輸送を一度で実現することができます。
※ほかにも、PUDUスケジューラーシステムを利用することで、最大20台のロボットの協調動作を実現
パワーアシストモード
特定のタスクや地図生成に手動介入が必要な場合、PUDU T300の電動パワーアシストシステムにより、手押し操作で配送を行うことができます。
IoT機能
IoT機能を備えたPUDU T300は、エレベーター制御、セキュリティゲート、およびその他多くのスマート接続ソリューションをサポートしています。アプリベースの呼び出し機能など、複数のリモート呼び出し機能を搭載します。さらに、システム統合をシームレスに行うためのソフトウェアAPIインターフェースも提供しています。
多種類アクセサリーで機能拡張
多様な拡張機能により、ロボットの適応性と汎用性が大幅に向上し、作業効率を高め、手順を簡素化することで、より効率的でスムーズかつシームレスな配送プロセスを実現します。
PUDU T300
仕様諸元
寸法:78cm*50cm*134cm
重量*:60kg
(リフティング機能を備えたT300の重量は約80kgになります)
積載量:最大 300kg
ラインタイム:12時間(無負荷時)、6時間(満載時)
バッテリー容量:30Ah
充電時間:2h (0%から90%まで)
走行速度:≤1.2m/s
段差超え高さ:≤ 20mm
溝渡り幅:≤ 35mm
通過性:≥ 60cm
ナビゲーション方法:VSLAM & ライダーSLAM
ロボットに関する詳細な打合せ、デモ実施などお気軽にお問い合わせください。
※Roundyedge株式会社は 「PUDU T300」の正規販売代理店です。
※「PUDU T300」はソフトバンクロボティクス社が展開するPudu Robotics社製の搬送ロボットです。
©Pudu Technology Inc.| SoftBank Robotics